地震情報リアルタイム受信ソフト Quail Fast

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動作イメージ(画像はバージョン1.0当時のもの)

 

 

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Quail Fastは、地震情報を気象庁発表から数秒以内に即時受信し、地図付きで表示するWindows用ソフトウェアです。

※現在は公開を停止しています。

 

 

概要

Quail Fastでは、気象庁から気象業務支援センターを経由してWebSocketにより気象情報等を配信する有償サービス DM-D.S.S (Twitter: @pdmdss )のデータを利用し、震度速報、震源に関する情報、震源・震度に関する情報を受信します。

最新情報については観測された最大震度や震度分布などを地図付きで表示するほか、それ以前の最新7件についても一覧で表示します。

 

使い方

以下の工程で使用できます。なお、工程2~5は DM-D.S.S に関する設定です。

  1. Quail Fastをダウンロードし、zipファイルを解凍します。
  2. DM-D.S.Sのトップページより、アカウントを作成します。
  3. データ(有償)を受信するにあたり、クレジットカードを登録、またはコンビニチャージや銀行振込によりチャージします。
  4. 契約区分ページより、地震津波関連(15円/日、最大350円/月)の「開始」ボタンをクリックして契約を開始します。
  5. APIページより、「追加」ボタンをクリックします。適当な名前をつけたあと、許可設定で、
    ・parameter.earthquake
    ・socket.start
    ・telegram.data
    ・telegram.get.earthquake
    ・telegram.list
    の5つにチェックマークを付けます。その後、上部に表示されているAPIキーをコピーします。
  6. 1で解凍したあとのフォルダにあるdmdata_key.txtをメモ帳などで開き、5でコピーしたAPIキーを貼り付けて上書き保存します。
  7. インターネットに接続されている状態でQuailFast.exeを起動します。
  8. 起動後は、自動で情報を受信します。

 

起動直後にはウィンドウ左下に「status: connected」と表示されます。これは、データ配信サーバへの接続に成功したことを示します。

また、接続中は20秒に1回、切断されていないかの確認(疎通確認)を行います。ウィンドウ左下に「ping: (現在日時)」と表示されますが、この日時がパソコンの時計と20秒以上の差が無ければ、接続が続いていることを示します。なおデータの受信および表示については、この日時と関係なく気象庁の配信から数秒以内に行います。

 

ダウンロード

最新バージョン:Version1.1 (2021-02-24)

※現在は公開を停止しています。

 

注意事項

  • Quail Fastを使用するには .NET Framework4.8 のインストールを必須とします。
  • Quail Fastの再配布および逆コンパイルを禁止します。
  • Quail Fastで描画された地図を利用する場合は、地図右下の「地図データ 気象庁, Natural Earth」というクレジットを隠さずに利用するか、各自でクレジットを明記してください。
  • Quail Fastを使用するにあたって生じた損害等については、いかなる理由においても一切責任を負いかねますのでご了承ください。

 

問い合わせ

作者Twitter( @compo031 )までお願いします。

 

その他

バージョン履歴

  • v1.1(2021-02-24)
    最新情報が震度速報のとき、一覧にある他の情報のマグニチュードが非表示になっていた不具合を修正しました。
    更新報のある震源・震度情報を受信した直後に、正しく情報を表示できなかった不具合を修正しました。

  • v1.0(2020-12-29)
    初版